現在23区内の保育園利用中のよしお(5歳)ですが、幼稚園転園を検討することになりました。
なぜ幼稚園への転園を考えたか?
今の園には園庭がありません。そのため、近くの公園まで歩いていきます。
昨今の気温上昇に伴う熱中症アラートにより公園まで移動できない日が何度かありました。
そうなると子供は一日中屋内での活動になります。
外遊び大好きで比較的体力のあるよしおは、運動が足りていない様子の時がありました。
ママ、僕まだ疲れてない。公園行きたい(降園後の会話)
このような状況下で園庭のある幼稚園への転園を考え始めました。
加えて、転職により勤務時間が短くなったのことも後押しとなりました。
幼稚園の見学申し込み
各幼稚園への見学申し込みは電話で行いました。
電話する時間帯は登園後の10:00や降園後の15:00ごろが良いと
目にしたので、参考にしました。
私立幼稚園の見学は3件ほど見学期間外として断られてしまいました。
年度途中の転園は見学期間外の場合があるようです。
少子化の今、幼稚園は基本的には定員割れのところが増えています。
そのため園児獲得が課題であるようですが、
人手不足でもあるので、個別の見学対応をしていない園も多いのかもしれません。
区立はすべての園で見学可でしたので、柔軟に対応しているようです。
実際に幼稚園を見学した感想
私立幼稚園3園、区立幼稚園を3園見学しました。
私が居住しているエリアでは私立と区立で大まかに下記のような違いがありました。
私立幼稚園 | 区立幼稚園 | |
園庭の広さ | 比較的狭い | 比較的広い |
習い事 | 園によってあり | なし |
預かり保育の料金 | 補助金範囲を超える | 補助金範囲内 |
先生達の研究活動 | 説明なし | 説明あり |
工作の自由度 | 園による | 高い |
自由遊び時間の屋内外の 選択の自由 | 園による | 園による |
英語やリトミックの活動 | 園による | なし |
PTAの多忙さ | 園による | 園による |
園庭の広さ
園庭の広さは区立幼稚園は十分なスペースが確保されているようでした。公的な施設の強みを感じました。
私立幼稚園は十分な土地の確保が難しい園が多いようでした。
園児数に対する園庭の密度はHPやインスタグラムだけでは把握できないので
実際に見学に訪れることが重要だと思います。
習い事
私の居住エリアでは区立園は習い事は行っていません。私立園は園児獲得のために習い事に力を入れています。
幼稚園で習い事ができるというのは、メリットが多いです。
例えば
・送迎不要
→習い事の場所は園となりますので、そのまま降園後に習い事に参加することができます。
・通常の習い事より安い
→園を通して習い事をすることによって入会金が無料になったり、月謝が割引になったりします。
このように習い事の都合を考えなくて良いのは、便利ですね。
預かり保育の料金
私の住んでいるエリアでは区立幼稚園の預かり保育料は、補助金の範囲内でした。
私立幼稚園は預かり保育に関し、月におよそ1万~2万ほど補助金外の出費がありました。
しかし区立園でも習い事をすれば、出費が増えます。
私立園は預かり保育料だけでなく、習い事の割引率を加味して考えることが必要でしょう。
先生達の研究活動
私立幼稚園の先生たちの研究活動に関しては特に言及はありませんでした。
区立幼稚園はHPに研究発表に関する記載があったり、見学の際も説明がありました。
区立幼稚園の先生は公務員でもあるため、研究発表の責任があるようです。
私立幼稚園の先生の研究活動に関し気になることがあれば、自ら質問をした方が良さそうです。
工作の自由度
私立幼稚園は子供のオリジナリティだけでなく、工作にクオリティを求めている園もありました。
区立幼稚園はどの園も園児の自主性に任せているようでした。
自由遊び時間の屋内外の選択の自由
私立幼稚園は3件中1件の園で制限がありました。
区立幼稚園では3件中1件の園で制限がありました。
どちらの園も理由は安全面ということでした。
屋内外の選択の自由には先生の人員も増やすことが求められるため、
難しい側面があるのかもしれません。
英語やリトミックの活動
私立幼稚園によっては英語やリトミックを通常カリキュラムに組み込んでいるところもあります。
区立幼稚園は特にありません。
PTAの多忙さ
見学の際に質問すると「強制ではないができる人ができることをする」と
濁されることがほとんどでした。
PTAの内部事情は見学会だけでは把握しきれないので、知り合いに聞くことが有効です。
見学の情報だけでもPTAの多忙さはまちまちでした。
保護者がイベントのために合奏をしていたり、
共働きでは不可能なほどがっつり保護者が園に関わっていく園もありました。
PTAは強制ではないとはいえ、不参加に罪悪感を感じる方は、PTAが盛んな園は不向きでしょう。
私立幼稚園と区立幼稚園の要点まとめ
・園庭の広さや、子供たちの様子は実際に園見学をすることで把握することが可能
【習い事と預かり保育料のバランスを確認】
・私立幼稚園は習い事が充実しているが、預かり保育に補助金外の出費がある
→私立幼稚園は預かり保育料だけでなく、習い事の割引率や送迎不要のメリットを加味して検討する
・区立幼稚園は習い事を行ってないが、預かり保育が補助金の範囲内である
→区立幼稚園は習い事をする際は、特に割引などはない
【園の特色が子供の個性に合うかを確認】
・比較的園庭が広く工作の自由度が高いのは、区立幼稚園
・英語やリトミックなどを通常活動に組み込んでいるのは私立幼稚園
・PTAの内部事情は実際に通園している保護者に確認する
お子様にぴったりの園が見つかりますように
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